12月18日、待降節第4主日。マタイ福音書1章。
『ダビデの子ヨセフ、恐れずに妻マリアを迎え
入れなさい。マリアの胎の子は、聖霊によって
宿ったのである。マリアは男の子を生む。
その子をイエスと名付けなさい。この子は、
自分の民を罪から救うからである。』
わたしの修道名は、ヨセフです。それだからでは
ないのですが、マリアさまがいつもクローズアップ
されるこの時に、ヨセフさまのことを考えてみました。天使から言葉を受けると、そのまま、すべてを神さまのみむねに任せて、マリアを受け入れる。
その信仰が本当に素晴らしいですね。謙遜で純潔、
誠実、優しさ、温かさ、すべての徳を備えたヨセフ
さま、聖書にはたくさん出てきませんが、この時期に
ヨセフさまの黙想、おすすめいたします。
改めてゆっくりとヨセフさまのことを思いめぐらし
ながら、静かに幼子イエスさまをお迎えしましょう。
今日、大阪梅田教会では、毎月17日の祈りの夜がありました。忙しい時でしたが、私も共に祈りました。
その中で、素晴らしいメッセージがありましたので、おすそわけいたします。
今日のみ言葉のテーマとは離れますが。(抜粋です)
「ゆるし、さらにゆるし続ける)
不一致のなかにおいて、だれが正しく、だれが間違っているかを見つけようとすることに、何の意味があるのです
か。人が、あなたの意向を曲解する時は、どうしますか。キリストのゆえに、あなたが不当に判断される時は
どうしますか。ゆるすのです。あなたは自分が自由であることに気づきます。ゆるすのです。
そして、さらにゆるすのです。これが愛の最高の表現です。そこで。イエスの最後の祈りがあなたの祈りと
なります。「彼らをおゆるしください。自分が何をしているか知らないのです。あなたがゆるすのは、
他人を変えるためではありません。ただ、単純素朴にキリストに従うためです。」
さあ、清い心で主を待ちましょう。
