12月8日、ルカ福音書1章。
『マリアは言った。「お言葉通りになりますように」』
今日は、このマリアさまの言葉に心を深めました。
信者さんではなくとも知られている、有名な言葉です。
わたしたちも、神さまにこうありたいですね。
神さまの言葉を自分で良いように解釈をせず、
そのまま自分に受け止める。自分で解釈をして
しまうと、自分の思いが入り、神さまの大切な心を
失ってしまいます。
マリアさまは素晴らしい方です。原罪無くして
生まれた方です。そのマリアさまがすべてを
神さまのみ手に委ねたのですから、わたしたちも
倣わなければなりません。
わたしたちは、神さまのみこころを、神さまは
こう望んでいる、こうすれば神さまは喜んで下さるだろう、これが神さまのみ旨だ、と神さまを自分の思いに
合わせてしまい勝ちです。いつも神さまの心を見つめ続けましょう。自分の能力に頼らずに。自分の能力も
すべて、神さまから与えられたことを、いつも感じていましょう。ただで頂いた素晴らしい恵みを感謝して
受け止めましょう。そして、それをすべての人に分け与えましょう。それが、神さまの一番お慶びになることです。
パウロは今日の手紙のなかで話します。
「神は、わたしたちを、キリストにおいて、天のあらゆる霊的な祝福で満たして下さいました。天地創造の前に、
神はわたしたちを愛して、ご自分の前で聖なるもの、汚れのない者にしようと、キリストにおいてお選びに
なりました。イエス・キリストによって神の子にしようと、み心のままに前もってお定めになったのです。
神がその愛する御子によって与えて下さった輝かしい恵みを、わたしたちが称えるためです。」
神さまはわたしたちの生まれるより以前から、わたしたちをこのように導き、恵みの中にいさせて下さっている
のです。感謝を込めて、神に信頼して歩みたいですね。
聖マリアの無原罪の祭日おめでとうございます。そして、教会とは関係がないですが、不思議なめぐり合わせの
日です。まず、第2次世界大戦が開始した日。ジョン・レノンが暗殺された日。そして、この日に、ソビエト連邦
が崩壊した日。平和と戦争にかかわる事があり、考えさせられます。聖母マリアさまに、心から平和を祈り
ましょう。誰かが、ではなく、まず、自ら、まわりの小さな事からですね。
マリアさまの歌も送ろうかと思いましたが、クリスマスも近いですし、神さまの歌ではないのですが、平和を
叫んで暗殺されたジョン・レノンの、「ハッピークリスマス」を送ります。幼子イエスに平和を祈りましょう。
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