故ブラザー阿部のみことばのおすそわけ(71)

11月29日、イザヤの預言11章。
『狼は小羊と共に宿りや、豹は子山羊と共に伏す。
子牛は若獅子と共に育ち、小さい子供がそれらを導く。』 今日は、このイザヤの預言を考えてみました。 イザヤの預言は、主の到来の喜びを告げ知らせます。 今日の言葉に、その喜びの世界の様子が書かれてい
ます。「牛も熊も共に草をはみ、その子らは共に伏し、獅子も牛も等しく干し草を食らう。」 イエスの到来によって実現する平和な世界の、何と
心地よいことでしょう。こんな世界に住むことが
出来たなら、どんなに心が安らぐことでしょう。 今の世界を眺めてみると、目をおおいたくなる
ような、悲惨な戦争、人と人が憎み合い、小さい
ものが虐げられている世界です。
天国とは、このイザヤの預言が表す世界のような
ものでしょう。でも、こんな世界にも、たくさんの素晴らしい人に出会います。神さまの存在を感じます。
希望を感じます。私たちも、そんな一人になることが出来たらと思います。もしかしたら、一人一人が
心を神に向けて、平和の実現を望み、神の愛を伝える者となるなら、この預言のような天国は実現するのかも
しれませんね。わたしたちは、永遠の命を得ることを目指して生きています。でも、このような世界を作ることで
自分だけではなく、神さまの愛をすべての人々に伝えることが出来るなら、どんなに素晴らしいことでしょう。 さあ、明日から、神の国の実現を目指して小さな歩みを続けましょう。