11月20日 ルカ福音書23章。
『「イエスよ、あなたの御国においでになる時には、
私を思い出してください」と、言った。
するとイエスは、「はっきり言っておくが、
あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われた。』
今日の言葉は、本当に有名な言葉です。私も大切に
している聖書の箇所の一つです。
十字架の上で、イエスの左右に掛けられた犯罪人との
やり取りです。ののしる一人の犯罪人と、
死の間際に改心し、主に祈り求める、有名な場面です。
皆さんは、この箇所をどのように読まれますか？
私たちも、死の間際に、イエスにこう叫ぶことが
出来たらと思いますか？
改心した、この犯罪人の生涯を想像してみました。
犯罪を犯して、十字架の刑に処されているので、本当に悪の道を歩んだ人生だったのでしょう。
でも、最後の最後にイエスの胸に寄り添い、救いを求めた、そう考えてもいいのですが、果たして、
私たちもそのように出来るでしょうか。
この犯罪人は、最後の最後に改心したのでしょうか。いや、そうでは無いと思います。
彼は、罪を犯しては、赦しを願い、つまずいてはイエスにたち戻り、そして、その繰り返しの人生でした。
この繰返し、何回でも許して下さった神にたち戻ったからこそ、最後の最後に、イエスより、
天国に迎え入れられたのでしょう。
私たちの改心もそうでなければなりません。慈しみと、限りなく広い愛で、私たちを包んでくださる神さまに、
何度転んでも赦しを乞いましょう。
この改心の積み重ねが、最後の最後にイエスのみ腕に抱かれる恵みとなったのです。
この犯罪人の言葉が、心に残ります。
「しかし、この方は、何も悪いことをしていない」
そうです。イエスは、私たちと同じ人間となってこの世に下り、私たちすべての人の救いのために、
限りない苦しみを受け、復活して下さったのです。
やはり、テゼの歌を今日も、紹介致します。この歌は。大好きな歌です。
いつの日か、私が主の元に帰る時には、ぜひ歌って欲しい歌です。
🎶『Jesus remenber me』
Jesus remenber me
when you come in to your kingdom.(repeat)🎵