故ブラザー阿部のみことばのおすそわけ(57)

11月15日 ルカ福音書19章。
『ザアカイ、急いで降りてきなさい。
今日は、ぜひ、あなたの家に泊まりたい』 今日は、このザアカイのイエス様を求める心に
ついて考えてみました。 私たちが、イエス様から、「今日は、ぜひ、
あなたの家に泊まりたい」と言われたら、
どんなに嬉しいでしょうか。 ザアカイは、イエス様から、この素晴らしい恵みを
受けたのです。 「祈り求める」とは、どういうことでしょうか。 神さまは、私たち人類を救うために、
大切なイエス様を遣わして下さいました。 私たちすべての人は、その救いの恵みに
預かるよう準備されているのです。でも、私たち自らが求めなければ得られません。 「救いを求める」、それは、自分の罪深さ、弱さを、心の底から感じ、心を改め、主に、救いの恵みを
願うことです。私たちが、自分の力、能力を過信して生きている時には、神様からの救いは与えられません。 私たちが心を改め、神さまに駆け寄り、救いを願い求める時に、はじめて「今日は、ぜひ、あなたの家に
泊まりたい」という、イエスの限りない愛の恵みに預かれるのです。 今日も、アレルヤ唱に、神さまの慈しみの言葉が歌われます。 「アレルヤ、アレルヤ。神は先に私たちを愛し、私たちの罪のゆるしのために、ひとり子を遣わされた。
アレルヤ、アレルヤ。」主が、私たちの心に訪れますように。