故ブラザー阿部のみことばのおすそわけ(49)

11月7日。み言葉のおすそわけ。ルカ福音書17章。
『もし、あなたがたにからし種一つほどの信仰が
あれば、この桑の木に、抜け出して海に根を下ろせ」
と言っても、言うことを聞くであろう。』 今日は、この「からし種ほどの信仰」ということに
ついて考えました。 信仰の力とは何と素晴らしいことでしょう。
先日、「からし種」を話題に取り上げましたが、
本当に風に吹き飛ばされてしまうほどのからし種です。イエスは、「その信仰があれば」と言われるのです。 私たちは、なかなか強い信仰を持つことは出来ませんが、「からし種ほどの信仰があれば…」は、安心させら
れますね。私も、信仰をいつも強く持っていることはできません。。キリシタン迫害の時代の殉教者のような
信仰を持たいと思いますが、弱い私です。何度もつまずいてしまいます。そんな時,「からし種一粒ほどの
信仰があれば」というイエスの言葉は、心に光が差し込むようですね。そして、それほど信仰の力はすごいのです。 この福音の前半に話される「人をつまずかせる」ことの罪深さも、感じました。小さな信仰が,わたしたちを
救いに導くように、ほんの小さな、他人に対するつまずきも、神にとっては、大きな悲しみとなります。 そして。大きな罪になります。人と人との関係の中で、いつも,神のみむねと向かい合い、自分の小さな信仰を
大切に守りたいと思います。 主よ、小さな私たちを、守り導いてください。あなたのみ心をいつも行うことができますように。 今、四国宣教の帰りです。遅くなりそうなので、休憩して、み言葉のおすそわけです。 今日は、おまけの写真送ります。明石海峡大橋の夜景です。余りきれいには撮れませんでしたが、どうぞ。 明日も、素晴らしい1日になりますように。