12月13日。マタイ福音書21章。
「子よ、今日、葡萄園へ行って働きなさい」
と言った。兄は。「いやです」と答えたが、
後で考え直して出かけた。
今日は、この例え話を考えました。
この話のあとに、弟に同じことを頼み、良い返事を
しながら従わなかった弟の話が続きます。
わたしたちの生活を振り返って見ましょう。
もちろん、良い返事をして、従うことが一番
素晴らしいことですが、大切なのは、やはり、
神さま心に従うこと、みむねを実行することです。
いつも主に良い返事は出来ません。辛いときは、
わかっていても、「はい」とは、返事が出来ません。
時には。つらくても、涙ながらに従うことがある
でしょう。キリシタン時代の殉教者のように、目をかがやかせて、主のみ手に委ねることはなかなか出来ません。
でも、慈しみ深い主は、わたしたちの弱さをすべてご存じです。良い返事は出来なくても、神さまのみむねを
行いましょう。あとは、神さまが良いように計らって下さいます。わたしたちにとって、神さまのみむねが
理不尽に感じることがあるかもしれません。でも、わたしたちの思いを越える神さまに信頼し、わたしたちを
通して働かれる神の心を生きましょう。主よ、あなたのみむねが行われますように。
わたしたちの思いではなく。主イエスは、ゲッセマニの園で、わたしたちに良い見本を示して下さったのですから。
あと、10日もすれば、主のご降誕です。わたしたちの体から、幼子イエスの輝きが現れ、出会う人をイエスに
導くことが出来ますように。