12月4日、待降節第2主日、イザヤの預言11章。
『わたしの聖なる山においては、何ものも害を加えず
滅ぼすこともない。水が海を覆っているように、
大地は主を知る知識で満たされる。』
今日は、このイザヤの預言の言葉に心が安らぎました。
少しずつ主の降誕の喜びが近づいてきます。
わたしたちの心の準備は出来ているでしょうか。
今日のイザヤの預言の言葉は、前回にもお話し
しましたが、今、苦しみと悲しみのうちにある
人たち、そして、たくさんの困難に苦しむ
世界の人たちにとって、何と喜びと慰め、
安らぎのメッセージでしょうか。
幼子イエスは、この世の苦しみを取り除き、
わたしたちに救いと希望を与えるために、小さな幼子の姿をとり、2000年以上も前に、貧しい馬小屋に
お生まれになりました。わたしたちの苦しみは、いずれ、大きな慰めと喜びに変わることを、
わたしたちは確信しています。現実には、なかなか実感は出来ませんが、わたしたちは、信じています。
待降節には、主を待ち望む歌が歌われます。わたしの好きな歌の一つを紹介します。
カトリック聖歌105番。特に、この3番が好きです。
「来ませ救い主」
1、来ませ救い主 憐れみたまいて
罪とがに沈む われを助けませ
喜べもろびと 主は来たりたもう(くりかえし)
2、来ませ救い主 君が光もて
道行きまどえる 民を照らしませ(くりかえし)
3、来ませ救い主 愛のみ翼に 我らをはぐくみ 涙ぬぐいませ(くりかえし)
すべてを主に信頼し、希望を持って主のご降誕を待ちましょう。