11月26日 ルカ福音書21章
『しかし、あなたがたは、起ころうとしている
これらすべてのことから逃れて、人の子の前に
立つことが出来るように、いつも目を覚まして
祈りなさい。』
今日は、この『祈りなさい』という言葉に心を
留めました。このところ、終末についての毎日の
み言葉が続きます。この中で、私たちにとって
最も大切なものは、『祈り』です。いつも目を
覚まして祈りなさい。と、イエスは言われます。
「祈り」が無ければ神さまから離れてしまいます。
そして、祈りは、キリストに倣い、歩む私たちに
とって、なくてはならない支えです。
毎日の生活に、常に「祈り」を忘れないように
しましょう。でも、私たちには、いつも弱さ、苦しみがついてまわります。
苦しいときに祈りを、悲しいときに祈りを、本当に落ち込んだ時に、本当に病いの苦しみの時には、
祈る事さえ出来ないでしょう。それでも良いのです。その苦しみを、声にならない沈黙のうちに、
神に心を打ち明けましょう。神は、その苦しみを癒して下さることを信じましょう。
そんな時に大切なことは、言葉による祈りではなくて、身を委ねることです。
言葉にならないありのままの自分を神に委ねましょう。
慈しみ深い神が、大きな愛で私たちを包み込んで下さるでしょう。