11月4日、聖カルロ・ボロメオ司教の記念日。
使徒パウロのフィリピの教会への手紙3章。 『わたしたの本国は天にあります。
そこから、主イエス・キリストが救い主として
来られるのを、私たちは待っています。』 「私たちの本国は天にある。」この言葉は、
わたしの人生の歩みに希望を与えます。 私たちは、神さまによってこの世に生まれ、
生きています。喜びも苦しみも、悩みも楽しみも、
私たちの自由意思でもありますが、すべて、
神のみ手のうちにあります。 わたしたは、いずれ、天国の神の元に帰ります。
そして、その場所は、神さまによって準備されて
いるのです。けれども、私たちが神から離れて
道を踏み外すとき、キリストは、ご自分の苦しみのように悲しんでおられるのです。 神さまからわたしたは、人類の一人一人を、本当の国籍である天国に招くために十字架の苦しみを受け、
死者の中から復活されたのですから。 今日の拝領唱に「私が来たのは、彼らにいのちを与え、さらに豊かに与えるためである」とあります。
私たち一人一人をご自分の元、天の国に招いておられ
る主に信頼して歩みましょう。