11月1日、諸聖人の祭日。み言葉のおすそわけ。
マタイ福音書5章。
今日は、山上の垂訓「幸いな人」の箇所です。
今日は、この7つの幸いを全部、紹介します。
ゆっくりと味わってみてください。
訳はフランシスコ会です。
「幸いな人」
『自分の貧しさを知る人は幸いである。天の国は
その人のものだからである。
悲しむ人は幸いである。その人は慰められるであろう。
柔和な人は幸いである。その人は地を受け継ぐ
であろう。
義に飢え乾く人は幸いである。その人は満たされる
であろう。
あわれみ深い人は幸いである。その人はあわれみを受けるであろう。
心の清い人は幸いである。その人は神を見るであろう。
平和をもたらす人は幸いである。その人は神の子と呼ばれるであろう。
義のために迫害される人は幸いである。天の国はその人のものだからである。』
この聖書の言葉をゆっくりと何度か味わってみてください。
私も皆さんと味わいながら、このすべての人にはなれなくても、何か一つでも目指してください。
それぞれの皆さんが、必ず見つけると思います。
もし、できるなら、自分がこれは、難しいなぁ、と思う言葉を選ぶのも良いかと思います。自分へのチャレンジ
となることでしょう。
諸聖人の祭日にこの箇所が読まれるのは、意味のあることです。諸聖人たちも、この7つの言葉を生きたからです。そして、神さまのもとに住まう大きな恵みと誉れを受けたのですから。
さあ、皆さん。天国への道を歩むために、この世の小さな苦難を神さまに捧げましょう。
「喜びなさい。天には大きな報いがある。」
今日のみ言葉のおすそわけの訂正です。幸いの数は、7つではなく、8つです。