明日、10月31日、み言葉のおすそわけ。使徒パウロの
フィリピの教会への手紙2章。
『何事にも、利己心や虚栄心からするのではなく、
へりくだって、互いに相手を優れたものと考え、
めいめい、自分のことだけでなく、他人のことにも
気を払いなさい』
今日は、パウロの、本当に具体的な勧めを選びました。これは、私のコメントは要りませんね。
みんなお互いが、このような心で生きるならば、
すぐに、神の国の平和は訪れるでしょう。
人間の世界には、それぞれ立場があります。
上に立って指導する立場の人、リーダー もいれば、
その下で働く者もいます。
私が、一番難しいと思うのは、上に立つ者です。
指導的立場の人です。
彼らが本当にへりくだり、相手を尊重し、思いやる人になれれば、素晴らしい共同体になれるでしょう。
人は、名誉や権力を持つと、大切な謙遜の心、相手を思いやる心を見失ってしまいがちです。
そんな時、聖霊の豊かな謙遜の恵みが彼らの上に下るよう、私たちは祈りたいと思います。
今日の答唱詩編に、こう歌われます。
『神よ、私はおごらず、高ぶらず、偉大なこと、身に余ることを求めようとしない。」
私たち一人一人がそのような心で、あなたに従って歩むことが出来ますよう、謙遜の徳を聖霊に祈り求めましょう。