明日10月21日。使徒パウロのエフェソの教会への手紙4章。
「愛をもって互いに忍耐し、平和のきずなで結ばれて霊による一致を保つように努めなさい」
今日もパウロのことばを深めたいと思います。
パウロの手紙はわたしたちの心に今日も熱く語りかけます。時には強く、厳しく、また時には、わたしたちの弱さに寄り添って、今日のパウロのことばの勧めは、「一致」です。
わたしたちは「ひとつの希望に与るように」と招かれているのです。わたしたちすべての人を包み、わたしたちの上に恵みを与え、働いておられる神に信頼して歩みましょう。パウロのことばは続きます。
「主はひとり、信仰はひとつ、洗礼はひとつ、すべてのものの父である神は唯一であって、すべてのものの上にあり、すべてのものを通して働き、すべてのもののうちにおられます。わたしたちの信仰は、この素晴らしい神さまを中心にひとつなのです。人はそれぞれに違います。考えも力も能力もすべて。でも、わたしたちのすべては、主によってひとつの信仰に結ばれているのです。ひとりひとり、かみさまの大切な宝です。必要のないもの、見捨てられる人はありません。互いに尊重し、認め合いましょう。能力のあるものが中心ではなく、小さな人々、弱い人々が中心にあるわたしたちでありたいです。互いの良いところを見つめましょう。障害をもって生まれた方は神さまから特別な恵みを頂いています。弱い人は強い人にはない特別な神さまの恵みが注がれているのです。さあ、目を開いて出会う人のなかに、大切な神さまの恵み、力を見つけてください。そこから神さまを通して豊かなかかわりがうまれるとおもうのです。