１０月１９日。ルカ福音書１２章。
「すべて多く愛された者は、多く求められ多く任された者は、更に多く要求される」
今日は、このみ言葉を考えてみました。わたしたちは、それぞれ、その人に必要なお恵みを神さまから頂いています。でも、それぞれみんな違います。
ある人には、人の前に立って、皆を導くための賢明の恵みを。ある人には、病む人に寄り添うために豊かな愛の心を。ある人には、苦しみの中にあって忍耐の恵みを。神さまは、その人の必要に応じて必要な分の恵みを与えてくださいます。わたしたちは、その頂いた恵みを大切に使わなければなりません。神さまの心を伝えるため、人々に奉仕するため、神の国の実現のために。その恵みを大切に使いましょう。神さまからいただいた恵みを豊かにすることもわたしたちの勤めです。人の恵みをうらやむのではなく、それぞれに与えられた恵みを感謝して受け取り、精いっぱい、神さまの愛を皆に伝えるために用いることですね。