１０月１日。幼いイエスの聖テレジアおとめ教会博士の記念日。
ルカ福音書１０章
「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵あるものや賢いものには隠して幼子のような者にお示しになりました」
今日は、このことばを選びました。「幼子のような者にお示しになる」本当にそうですね。
賢い者より、幼子のような心を持つ者に神の言葉は響くのです。イエスの言葉を直接に聞き、イエスとともに歩んだ弟子たちは、本当にうらやましいです。わたしたちが、イエスの心を姿を聖書から学ぶことを彼らは、直接イエスから受けたのですから。
明日は、幼きイエスの聖テレジアの記念日です。この聖人を洗礼名に頂いている方は、たくさんおられることでしょう。本当におめでとうございます。謙遜と福音的な素直さ、そして決して大きな働きを行った訳ではなく、カルメル会の修道女として、一生を人々の救いのために祈りをささげた聖女に豊かな取次ぎを願いましょう。
「幼子のような者にお示しになった」ように神さまは、本当に聖テレジアを選び、みこころをお示しになったのだと思います。彼女は２４年間の生涯のほとんどを修道院のなかで過ごされました。病弱だった彼女は、その生涯を祈りと犠牲、共同生活のなかでの従順と忍耐、謙遜と信頼のなかで生きました。彼女の祈りは、世界中のすべての困難のために祈る祈りとなったのです。わたしたちも聖テレジアに倣い、祈りと忍耐、謙遜と信頼、祈りと犠牲を捧げましょう。