故ブラザー阿部のみことばのおすそわけ(15)

9月30日。

「しかし、裁きの時には、お前たちよりまだ、ティルスやシドンの方が軽い罪で済む」

 

今日は、少し厳しい言葉を選びました。ティルスやシドンの人たちは、イエスの戒めに心を改め、主のもとに改心します。

 

「改心すること」「神の言葉に耳を傾けること」本当に大切です。「カルファルナウム、お前は天にまで上げられるとでも思っているのか。黄泉にまでおとされるのだ」

 

本当に厳しい言葉です。今日の聖書の箇所の最後に、わたし(イエス)を拒むものは、わたしを遣わされた方(御父)を拒むのです。この言葉をわたしたちの毎日の生活に当てはめてみました。わたしたちは、毎日、いろいろな人から忠告、励まし、メッセージを頂きます。わたしたちは、それを大切に受け止めているでしょうか。その言葉は、その人を通してわたしたちに告げられたイエスのことばかもしれません。わたしたちのこころに響く神のことばとまわりの人を通して語られるイエスのことば、どちらも大切にしましょう。あるときは、苦しみのなかで受ける慰めのことばとなってわたしたちに語られることばとなるでしょう。また、あるときは、良心の声かもしれません。それからは、すべてわたしたちがキリストに倣って生きるための大切な導きのことばです。いつも心を開き、素直な心で神の声を聞くことができますように。