故ブラザー阿部のみことばのおすそわけ(14)

9月29日、聖ミカエル、ガブリエル、ラファエル

大天使の祝日。ヨハネ福音書1章

 

「どうしてわたしを知っておられるのですか」

 

今日はヨハネ福音書のこのことばを考えてみました。

イエスと出会ったナタナエルは、この後に、イエスから褒められ、イエスに向かって「ラビ、あなたは神の子です」と信仰宣言するのです。

 

わたしたちの毎日の生活を神はすべてご存じです。わたしたちの喜び、感謝、苦しみ、すべての歩みをいつも導いておられます。神がわたしたちといつもともにいてくださるなら、なぜ苦しみがあるのでしょうか。なぜ人と人が争い合うのでしょうか。なぜ、小さいこどもたちとの突然の別れがあるのでしょうか。時々、神はわたしたちとともに居てくださらないのでは・・・・・・という気持ちになります。こんな時、わたしたちは、どのように考えて歩めば良いのでしょう。

 

神のなさり方、恵みには、「時」があります。今は、時ではないのだと思うことは苦しみのなかにあるわたしたちにとっては、本当に辛いことです。恵みと救いを感じる「その時」には、大きな感謝と恵みに変えられる事と信じて歩むことができるなら、素晴らしいですね。

 

今日は三大天使の祝日ですね。3人の天使はそれぞれが大切な働きと力でわたしたちがが神から離れないようにいつも導き、そばにいて導いてくださいます。わたしたちが、その天使の存在を感じ、より頼むことは、キリストに倣って歩むわたしたちにとっては、大きな力です。わたしたちを悪の誘惑から守ってくださる天使をいつもそばに感じてください。朝起きる時から夜眠りに就く時まで、ともに歩んでくださる天使たちに守られた1日でありますように。