今年2020年で、玉野教会は献堂40年が経ちました。
海を臨む終着駅〝宇野駅〝の一駅手前で、
教会から海は見えませんが、造船業で栄えた町です。
2019年には、数社あった高松航路のフェリーの最後が休止となり、
人口減少の進む過疎の町の一つですが、住みやすい小さな町だと思います。
現在は直島へ観光に行くための港町として、カフェや飲食店が少しずつ増えています。
玉野の地には、昭和の初め頃より信者がおり、
玉野に教会ができる前は岡山教会まで電車で行っていたそうです。
軍事政権下の日本で、特高警察に目をつけられながら外国人の神父さまが、
岡山教会から、子供たちの初聖体や毎週のお祈りの為に訪問していたことは、
玉野教会ホームページの歴史に掲載しています。
この小さな信者の少ない町にやって来て、修道士になられた方もいて、
人生は小説よりも奇なり、という思いがします。
教会の入り口からは十字架が掲げられているのが正面に見え、
中に入ると、お御堂は美しいステンドグラスに照らされ、
とても静かな佇まいです。
守護聖人は聖パウロです。
駐車場も整備され、猪口神父様が育てた芝生が綺麗です。
初代主任司祭はジャンアッセジャーク神父様
二代目は長谷川儀神父様
三代目は荻喜代治神父様
四代目が金起瑩神父様
五代目がグェン・クァン・トゥアン神父様
六代目が猪口大記神父様
七代目が現在の西江和司神父様です。
小さいながらも、大人侍者、子供侍者に恵まれ、隅々まで目の届くような教会です。
幸い、市内の新型コロナの感染者数は少なく、毎週主日ミサを行っています。
ここ数年、ベトナム人が徐々に増え、若いパワーを与えてくれます。
ベトナム人の洗礼式、結婚式が多いのも特徴となりつつあります。
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